お客様インタビュー

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   北海道・東北旅行中にご来店いただきました。(21.7.3)

■早速ですが、以前から家系や歴史などには興味があったのですか?

ありました。大学時代は哲学を学んでおりました。人間って何だろう。幸福って何だろう。
生命って何だろう。自分はどこから来たのか、何をしたいのか。どんなに学問をしても、
神様にお祈りしても、自分の遺伝子のルーツを知らなければ、本当の救いにはならない
と感じておりました。

■遺伝子のルーツですか・・・。

遺伝子というと物質的なイメージですが、家系を知るということは、遺伝子のルーツを知る
ということ以上のことだと思います。仮に、この世界に、魂や生まれ変わりというものがある
としたら、それぞれ、異なる過去世を生きてきた魂が、縁あって、同じ家系の元に生まれ、
命のバトンを引き継いで来たわけですから、家系を知り、その縁のありがたさに思いを馳せるだけでも、幸せな気持ちに包まれる気がします。

■どのようにして私共を知って頂いたのですか?

きっかけは、邪馬台国についてのサイトにあったリンクから「家系図作成本舗」のホーム
ページを見たことです。

■ホームページを見たご感想は?

この手があったのですね、この手が(笑)という感じでした。というのは、私自身10年ほど前より、家系について、自分なりに調べてきました。(親戚)に直接話を聞いたり、縁のある場所を尋ねたり、文献を調べたり。彌永(いやなが)という姓は珍しく、比較的厳格な家風だったこともあり、どのようなルーツがあるのかと昔から興味がありました。
また、他の家系調査関連サイトも検索してみましたが、こちらのスタッフの方々の紹介ページで、皆様の素敵な笑顔や温もりのあるメッセージに心を打たれました。

■お褒めいただき、ありがとうございます。

■お申込みにあたって、何か悩んだことはありますか?

ご先祖様が、自分達のことを本当に知ってほしいと思われているのか、ご先祖様によっては、知ってほしくないと思われている過去があるのか、その点で、少し考える時間がありました。

■私共も、ご先祖様が知られたくないであろう事実が判明した場合のご依頼者様の受けとめ方が気にかかります。

仮に、ご先祖様の過去にどのようなことがあったとしても、家系調査で把握される過去の情報は、戸籍レベルのものですから、ご先祖様の心の内側にあったかもしれない、秘密のプライベートな部分については守られると判断しました。
また、戸籍レベルの情報に、いかなる事実があったとしても、その事実が、私自身の人生にも何らかの影響を与えていると思いますから、それを事実として受け止め、愛し、感謝することで、次のステップに進めると思いました。
人生において一番大切なことは「今を大切に生きること」だと思っております。ですから、家系だけに注目するのではなく、現在生きている家族に対して、生きている今しか出来ない孝行やコミュニケーションも、精一杯やっていきたいと思いますし、家族以外においても、現在の人間関係をより豊かなものにしていきたいと思っております。
過去を知るということと、過去にとらわれるということとは異なります。むしろ、過去をきちんと知ることで、解放される過去があり、それによって、今をより大切に生きられるようになる、そんな気がしました。怖れずに、向き合うこと。どんな時代にも、輝く太陽があり、青空があったはずだと思うと、その心配はなくなりました。

■調査の結果を見てお感じたことはありますか?

家系を知ることで、ご先祖参りをすることの意味、感謝の気持ちがよくわかるようになりますし、どんな人々も、家系のどこかでつながっていると感じることができれば、自分を愛するように、家族を愛するように、他人を愛することもできるようになる気がします。

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■なるほど。深いお話ですね。

若いうちは、なかなかこのことに気がつきませんよね。過去は過去、大切なのは、今と未来どうしても考えてしまいます。ですが、現在も、未来の人から見れば、過去になります。過去を愛することは、現在を、未来を愛することにもなりますよね。
年をとって、いざ調べようとしても、祖父母や両親がすでに他界している可能性が、今よりは高いですからね。資料もなくなって、手後れになりますよね。
ちまたには、たくさんの幸福論が出回っておりますが、今、知りうる限りの家系を調べ、知ること。これが、幸福のための最重要条件だと思います。自分の原点を知ることですよね。自分にも、無数の、無限の、生命のつながりがあるんだと実感できれば、現代人が抱きがちな孤独感も、少しは癒えると思います。占いをやったり、様々なコンサルタントを受けることよりも、まずはここ、ですね。

■残念ながら、空襲で焼失していた戸籍がありましたね。

空襲によって戸籍が焼失した、という事実を知ることができただけでも、ありがたいと思いました。空襲によって、多くの戸籍が焼失したことは残念ですが、何よりも、空襲によって多くの命が犠牲になったことこそ、悲しむべき戦争の記憶ですね。
改めて、戦争は起こしてはいけないと思いました。

■最後に、家系図に興味を持った方へアドバイスを頂けますか?

人によっては、今の人生に精一杯で、ご先祖様までとても頭が回らない、今の時代、そういう方々も多いかもしれません。人それぞれ、何事にも人生のタイミングというものがあると思いますので、まだ、知るべき時が来ていない人に、強制することは出来ないですね。
ただ、これから時間が経つに連れて、貴重な情報がどんどん失われていってしまうという客観的な情報は、より多くの人々に知って欲しいですね。「家系図に興味を持った」方は、ご先祖様の導きもあると思いますので、その時点で、知るべきタイミングが来たと判断されてもよろしいのではないかなと、個人的には思います。
どこを選ぶかについては、相性や、縁もありますが、私自身は、こちらにお世話になり、心から満足しております。スタッフの方々も皆さん、笑顔が素敵で、ハートフルで、人間味があって、本当に素晴らしい方々ですよ。何より、お話していて、すごく安心できます。
迷われているようでしたら、是非、お勧めしたいと思います。

■本日は、ご旅行中にもかかわらず、いろいろお話を聞かせていただき有難うございました。